2006年10月01日

なぜ杭が必要か?

ピカピカさて、今日はなぜ杭が必要なのかを考えてみましょうおすまし家を建てる時も杭が必要な場合とそうでない場合がありますそれはなぜでしょうはてなその主たる理由は建物を作る場所の地盤によりますうさぎ例えば豆腐を連想してみましょうアップ豆腐の上に重い物を乗せるとします下すると豆腐はどうなるでしょう?そう、崩れてしまい、上に乗せたものも落ちてしまいますぐすんでは次に、豆腐に重いものを乗せる前に豆腐を置いてある丈夫な面から豆腐を貫通する丈夫な棒を4本以上設置し、その上に重いものを乗せるとどうでしょう?そうですね、豆腐は崩れず上に乗せるものも安定しますニコニコ杭はまさにこの原理なのです♪赤ですから、あまり丈夫でない地盤に構造物を建てるときや、地盤がある程度丈夫でも、地盤が耐えきれる以上の重量物を建設するときはが必要となるわけですキラキラ 今回の現場宜野湾浄化センター第3系は埋立地であり、地盤条件としては良くありませんぐすんそのため、建設する構造物の規模にあわせた杭の施工が必要となったわけです晴れ
付け加えると、その杭にも過去に述べたようにいろんな種類があり、設計段階で耐震性、経済性等を考慮して使用する杭が決められますキョロキョロそのへんはまた機会があるときに述べましょうの~まんじゅう



Posted by nakanaka at 13:35│Comments(4)
この記事へのコメント
すごく、理解しやすい内容でした!!! 現場の敷地全体を高い位置から見てみたいです。 可能であれば・・・
Posted by at 2006年10月04日 05:14
杭は当たり前のようにあるものと思っていました。なぜ?ということは考えたことがなかったので、新鮮でした。豆腐の例がわかりやすかったです。「豆腐嫌いの人間に悪い人はいない」というオランダの諺をきいたことがありますが(ウソ)、この説明はとても納得いくものでした。内容にとても親近感をもったので、私のところにも遊びにきてくれると幸いです。
Posted by なるほどです。 at 2006年10月12日 19:50
工事現場のフェンスのむこうはいつもみえないけれど、これを読むと地下のことまでわかっておもしろいです!しかも、絵がいっぱいで、読んでるとわくわくしてきますねぇ!!これからも、毎朝コーヒー一杯飲みながら、お勉強させていただきます。
Posted by みんぐ at 2006年10月12日 22:52
埋立地に合った建物を建てるのではなく、
杭をうつなど建てたい建物に合わせて補強するんですね。
人間ってすごいですね。
私はコーヒーではなく、プレミアムホットチョコレートでも飲みながら勉強しようと思います。
Posted by Melissa at 2006年10月13日 12:00
 
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