2007年01月15日

確認探査

今日は杭から離れて確認探査についてのお話ですおすまし

確認探査って?はい、今回杭の施工に先立ち磁気探査を行いましたキョロキョロ磁気探査とは地中に不発弾などの埋設物がないかを探査する作業です爆弾当現場は埋立地である為に現在の地表面よりかなり深い位置での探査になります汗
つまり、爆弾がありそうな地層は埋立によりかなり下のほうになっているわけです下ちなみに当現場の平均の埋立層の厚みは6mですアガ!(痛い!)

さて、話を戻しますが、その磁気探査の結果杭を打設する1点に怪しい反応が見つかりましたびっくり!!磁気探査の業者によると5インチ砲弾並みの磁気反応があるとのことぐすんマジですかダウン

そうとわかれば早速実際に掘ってみて確認する必要がありますキョロキョロもし、確認せずに杭を施工し砲弾に接触すると・・・その通り爆発ですハブこわいこわいタラ~

その作業の様子を見てみますようニコ

まず6mの掘削を行うわけですので土留めが必要となりますガイコツその名の通り掘削時に周辺の土砂が崩れてこないように留める仮設材のことですパー

今回は計算の結果鋼矢板Ⅳ型で長さ12mのものを用いることになりました晴れ

これがその鋼矢板Ⅳ型ですキョロキョロ

確認探査

さて、これをバイブロハンマーなるものを使い地中に打設していきます下

確認探査

さあ、打設が終わるとさっさっと掘ってみましょうアップ

その途中に腹起しと呼ばれる材料も設置しますグーこれは鋼矢板だけでは土圧に耐えられないために、それを補強する目的で入れられますムカッ

鋼矢板の内側にちょっと見えるやつがそうです☆

確認探査

で、所定の深度まで掘って探査しますキョロキョロ本当に砲弾でしょうか?ガクガクブルブルですガ-ン

確認探査

で、つ、ついに出ましたびっくり!!異常反応の正体はこいつでした花火2

確認探査

確認探査

モ、モーターガ-ンこいつが犯人だったとはギザギザ探査屋さんによるとおそらく米軍のもので結構古いものらしいですサボテンしかし、本物でなくて何よりでしたおすまし

さあ、後は掘削した範囲を再度埋め戻し、鋼矢板の引き抜きです上

確認探査

これで安心して杭が沈設できますね音符オレンジ

みなさんも、異常点とモーターには気をつけましょう!?




Posted by nakanaka at 19:36│Comments(2)
この記事へのコメント
今回は磁気探査の結果、怪しい反応が出て、それが何なのか(爆弾???)ってことを確認しなければいけなくなったわけで。。。
その穴の中に入って、だ・れ・が掘り出すのォ(`。д。´悩) って事にはならなかったの?ジャンケンしたの?立候補?それとも代理人命令?(゜□゜;)ヒッ

゚+。゚,。(*´∀`)・゜・・:,はぁ、でも爆弾ぢゃなくてよかた。掘り出した方にパチパチパチパチ(拍手) 男の中の男だね(@´▽`)ゥッキャ―

それにしても『杭』を打つにもただ打てばいいってもんぢゃないんだね('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)ウンウン 。
Posted by DOLL at 2007年01月16日 10:53
DOLLさんこちらにも書き込みありがとうございます(^。^)
そうなんです、ジャンケンで勝ったほうが掘りました、なんてうそです。
ちゃんと土工屋さんが慎重に掘りましたよ。僕らも緊張しましたけどね。
本物だったら1ヶ月くらい現場が止まったでしょう。ですから、そういう意味でも本物じゃなくて良かったです。
Posted by nakanaka at 2007年01月16日 19:16
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。