なぜ杭が必要か?
さて、今日はなぜ杭が必要なのかを考えてみましょう家を建てる時も杭が必要な場合とそうでない場合がありますそれはなぜでしょうその主たる理由は建物を作る場所の
地盤によります例えば豆腐を連想してみましょう豆腐の上に重い物を乗せるとしますすると豆腐はどうなるでしょう?そう、崩れてしまい、上に乗せたものも落ちてしまいますでは次に、豆腐に重いものを乗せる前に豆腐を置いてある
丈夫な面から豆腐を貫通する丈夫な棒を4本以上設置し、その上に重いものを乗せるとどうでしょう?そうですね、豆腐は崩れず上に乗せるものも安定します杭はまさにこの原理なのですですから、
あまり丈夫でない地盤に構造物を建てるときや、
地盤がある程度丈夫でも、地盤が耐えきれる以上の重量物を建設するときは杭が必要となるわけです今回の現場宜野湾浄化センター第3系は埋立地であり、地盤条件としては良くありませんそのため、建設する構造物の規模にあわせた杭の施工が必要となったわけです
付け加えると、その杭にも過去に述べたようにいろんな種類があり、設計段階で耐震性、経済性等を考慮して使用する杭が決められますそのへんはまた機会があるときに述べましょう