工事概要

nakanaka

2006年09月19日 18:49

本工事の概要は以下の通りです

工事名:宜野湾浄化センター第3系ポンプ棟杭基礎工事
発注機関:沖縄県(下水道建設事務所)
請負金額:¥188,685,000(税込み)
工期:平成18年8月29日~平成19年2月10日
請負業者:株式会社 大城組
現場代理人:名嘉真
監理技術者:屋良


工事の内容としては既製杭(工場で作られた杭)の打設のみです。本数は132本で、直径800mmのPHC杭とSC杭の組み合わせです。

PHC杭とは
Pretensioned spun High strength Concrete piles の略で、コンクリートと鉄筋でできた杭です特にコンクリートは通常より強度のある高強度コンクリートを使っています。杭が耐えられる力によってA,B,C種に分かれており圧縮強度80N/mm2以上をA種、85N/mm2以上をB,C種としていますさらに細かく加えると、A,B,C種ではそれぞれ与えられたプレスト量に違いがあり、JIS A 5373 では、A種:3.92N/mm2、B種:7.85N/mm2、C種:9.81N/mm2となっているちなみにプレスト量とはPC鋼線によりパイルに与えられた圧縮応力のことです

SC杭とは
Steel & Concrete composite piles の略で、鋼管の中にコンクリートを巻いた杭です鋼管による拘束力のため高い曲げ強度があり、地震等に強い杭となっています

以上、少しは杭のことがわかりましたか?では今回はここまでです